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7号室 171番 8/22


後の2人を急がしてしまった形になってしまったか?
そのあと、すぐに2人は出てきた…

3人そろって看守の先導で、牢に戻った…

このような、イベントがある時は1日の時間がある程度短く感じる
何もないことが多い

6時 起床
   順番に布団運び
   掃除
    ~まったり~
7時 朝食パン3枚 牛乳
8時 運動(喫煙)
    ~まったり~
12時 昼食(弁当)
    ~まったり~
3時 お茶
    ~まったり~
6時 夕食(弁当)
7時 レクリエーション(FMラジオ放送)
8時 洗面 就寝準備
   所長巡視 点呼
9時 消灯

トイレの明かりだけ残して、あとの明かりは消される…
そんな、1日である…

貸出してくれた2つの小説は、真田幸村の戦記は面白かった、
もう1つの素浪人の股旅物は、なかなか気持ちが入り込めず、
途中で断念したいくらいつまらなかった…

そんな感じて、昼食後にまったりとだらだら読書したり、ぼんやりしていたら

「面会!」と看守に声をかけられた…

私は
「…面会?…誰ですか?」と聞き返す…

「奥さんとお父さんと会社の人」と言われて…

少し面食らった感じだった…

何時頃だったか…

「解錠!」

鉄格子が開けられる…

ゆっくりと牢から出る…
171番のサンダルを突っ掛けて
年配の看守の後をついていく…

このような状況になってしまった今を
あらためて確認した...

現実である…

私には帰る所が、家族がある、親兄弟、妻、息子がいる…
そして、ある程度の責任を任せられた職場がある…

ここの生活が、習慣に成りつつあるのか…
そうではないだろう…
まだ3日しか経っていない…
腹をくくり、今の状況を認めて、
しばらくは、ここで反省をしなくてはと思い始めてきたのか…

面会室に向かう途中…

少しずつ緊張感が高まってくるのがわかる

どんな顔をして会えばいいのか…

こわばる、心とからだ…

還暦を過ぎ、もうおじいさんと言えるくらいの看守が
面会室の前にきて、中の確認をする…

扉が開けられ、中に入った...


張りつめた視線を感じた…

認めてしまわなければならない視線、
伺い視る様に確信しなければならない視線、
なぜか、3人とも同じ色の視線...


何を話したか…
覚えていない…

からだは大丈夫?
気分は大丈夫?
着替えを持ってきてくれた…

妻の視線
親父の視線、
上司の視線、

面会時間は15分間
時間が無いのでとりあえず聞かれたことに答えた…

あと何分あるのか…
気になって、隣にいる初老の看守に聞いた

「ん~まだ大丈夫…」

大丈夫?
じゃあなくてあと何分か聞いたつもりだったのだが…

上司の意見で、弁護士を雇うことになる
とも言っていたな...

どうしてこんなことになってしまったのか...

今思えば...

ドラマでしか観たことのない、
このシチュエーション...


あの緊張感と、3人の視線は、忘れられない...

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Comments 2

There are no comments yet.
ひでおくん  

Re: 7号室 171番 8/22

ダリルジョンさん、こんにちは!

軽々しくは言えませんが、ホントドラマみたいな感じですね。
何事も経験なんて、こればかりは当てはまらないような・・・

泥酔状態からだんだんと現実に戻ってくる気持ちの移り変わり
が、すごく伝わります。

この続きはまだ長そうですね。

2011/11/16 (Wed) 14:22 | EDIT | REPLY |   
ダリルジョン  

Re: Re: 7号室 171番 8/22


コメントありがとうございます!
返信、遅くなりまして失礼します...

アルコール・ブラックアウトになり、
逮捕、留置、釈放するまでの記憶を綴って書き込んでいます...

ひでをくんには、励ましのメール等いただき、感謝です!

忘れはしない、忘れてはいけない、人生の脱線劇
もう少しお付合いください...

2011/11/19 (Sat) 04:22 | EDIT | REPLY |   

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