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7号室 171番 8/20


8月20日 1時ぐらい  何もすることが無い・・・
           
               時間もわからない・・・

               わからないことが、救いと思えるほど・・・


                酒やドラッグなど無くても

                ぶっ飛べる・・・

              天井の防火材であろうそれの
  
              小さく穴の開いている模様のを見ていると・・・

              いろんな、形に見えてくる
  
              リアルに出現することもあれば消えていき・・・

              浮き上がっては消えてゆく・・・
 

              二十歳くらいの時のことを思い出した

              この身体はこの世の中に存在するための手段ではないかと

              私に決定づけた、出来事だった・・・

              それは、よく言われる 「幽体離脱」

              十代後半の頃から、よく金縛りを体験した
 
              高校時代  「生」 「性」 

              二つのことに色々と考え 悩んでいた頃・・・

              今思えば一番考えて 真正面からぶつかっていただろう

              現実と妄想は  「高い現実と狂った想い」のごとく・・・

              最初の頃は 金縛りの直後 身体が浮いたような気がした

              幾度となくそんなことがあり

              怖くなってもとに戻そうと身体を左右に震わせる

              実際は身体は動けない状態だから 

              意識だけが じたばたとわめいて戻そうとしていた

              わぁ~っと 叫んだつもりで元に戻る・・・

              こんなことの繰り返しをしているうちに

              意識的に フワァッ っと出来る様になった

              出来ない事の確率のほうが高かったけれど

              有り余る少年の妄想癖のマスターベーションには

              楽しい オカズであった・・・

              
              あの頃の実家は2LDKだったと思う

              和室に両親が寝て 洋間(子供部屋)に弟が寝て

              その間の居間に私は寝ていた・・・

              
              ある日 このときの夜も一人悶々としながら床に入った

              眼を閉じて 身体は楽にして

              視界に映るもがないけれど 先になにかがあるような

              なにかを呼ぶような でもそれを具象化することを拒み

              しかし それを求めて 大きくしてゆく

              眼の上のほうに何か ツゥ~ンと何かが集まってくるように

              すると ふわっと 浮き始めた・・・

              今日は わりとすんなり

              と思っていると・・・  えっ えっ

              天井がだんだん近くなって来ている?

              えっ あともう少しで ぶつかる~!

              天井に10センチくらいに近づいたところでとまった

              すると ス~ッと そのままの状態で視界が動き始めた

              下を見るでもなく ス~ッと

              そのまま 戸を開けずに 廊下に出て行き

              そのまま 戸を開けずに 隣の部屋の天井を見ている

              んっ? 洋間だ 弟の部屋か・・・

              ここで初めて視線を動かせた

              顔を右に回して見る 

              下のほうに 弟が寝ている

              うぁっ 

              何かが気づかれたかのように

              元に戻そうとしているのがわかった

              あっという間に私の身体の上に戻った

              しかしまだ浮いている感じだ

              頭と頭は 何か糸のようなもので つながっている様な・・・
      
              じたばたとイヤイヤをするように言い聞かせるが

              なかなか戻れない  どうしよう

                どうしよう

              としているうちに   スーッ 

              息を吸うように戻った・・・

              あの時以来 こんなに身体を離れた経験はない

              ただ 容易に 浮いてる状態なる事は出来ようになった

              今では 何か怖いことが先にたって
 
              やることもなくなり そのうちに

              出来なくなった・・・


              そんな経験を 思い出しながら

              天井の模様を色々とイメージ遊びしていたり

              そのうち うたた寝しては 我に返り

              「今は寝ては駄目だ  夜に寝れなくなる」

              と思いながら・・・

              ただ ぼ~っと・・・

              
              「やってしまったね  現実ですよ」

                     と 大きく噛み締める・・・


              座布団になった毛布を枕にして

              「飯まであと何時間かなぁ~」 と

              呑気な現実にもどった            

             
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