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7号室 171番 8/20

  久しぶりに思えた

      朝の空気  薄曇りだ


            まだ夏なのに涼しい
   
           
               衣服 下着を汚したままの私には

                            少し 肌寒かった・・・   


8月20日 9:30  到着

             留置所に入るため、
             一度着替えさせられた、
             衣服までチェックするのか、下着一枚になり
             水色の浴衣のようなものを着てくださいと言われた
             洗濯していないとわかった、浴衣が油汗臭い

             履いていた靴も保管するため
             靴ひもを外した状態で、もっていった 
             その代わりに、健康サンダルを渡された
             
             そこには、黄色いガムテープが張ってあり
             
             171 と マジックで書いてあった

             「ここでは、私たちは、あなたのことを番号で呼びます」
              
             「あなたの番号は、ヒャクナナジュウイチバンです」 

              と 30代前半 二枚目 爽やか系 の職員は言った…
          
             
             本人立会いの下、所持品のチェック
             バックの中身すべて、クリップ1ヶから輪ゴム、
             ビールメーカーのオミアゲ、食べかけのキャンディまで
             1ヶづつ、リストの書き込んでいく、
             携帯電話は、バッテリーをはずされてしまう
             まぁ、何日間お世話になるのか、わからない状態なので
             電池が切れてしまっているよりいいだろう…

     10時過ぎ  簡単な面接・説明を終え 中へ 連行
             
             手錠をされ 
             そこに薄汚れた青いザイルのようなロープで縛られ         
             両手を前に下ろし 猫背に うつむいて歩いて

             幾つもの、鍵のかかっている扉を開けていく
             その都度、「開錠!」 「開錠!!」と声をかけながら
             
             うすいクリーム色の大きな部屋にとおされた
             何度か、塗装をし直したかのようで、
             綺麗にしてあるものの
             それなりの年月は経っていそう…
             そして、それは
             大きなペットショップの檻のようだった
             
             頭の中が、蒼白だった
             でも 断片化しているに過ぎないと…

             
             ロープを解き
             手錠を外された
             この時に 手錠のロック構造は、2つ
             鍵穴が二つあることを知った…
             1つが 輪っかサイズの調節
             もう1つが それを固定するための鍵
             だから、固定しないままでおくと
             何らかの、拍子に閉まっていってしまうようだ
             

             「・・・・・・・
               ・・・・・・・・」
             「・・・・・・で7号室・・・・・    
               ・・・・・・・ひとりで入ってもらう・・・」

             色々と説明をしていたが
             この部分しか、聴こえなかった


             他の部屋の奴らは
             おそらく新しく入ってきた私を
             どんな奴か 眺めているのだろう
             視線は感じる…
             

             頭を上げて 周りを視る
             そんな 度胸も勇気も 余裕も無かったが
             番号付のサンダルは、
             みんな揃えて各部屋の扉の下に入れてあることだけは
             確認できた
             
             
             自分の毛布を持って 入るということだった
             軍事用の包まると暖かいが肌触りは最悪の物
             ここにあると 案内され 自分で取に行く

             
             「ガシャン ガシャン」

             「開錠!」といわれた 7号室
             
              大きな、鉄格子の扉は 重く開けらた

               サンダルは揃えて 扉の下へ


            
             「ガシャン ガシャン」 施錠される

             
             「…・・・・・・・ ・・  ・  ・    ・
 
             
             
             サンダルと毛布と私の留置生活が始まった…

                          
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