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宇宙戦艦ヤマト 2202 最終章

やっとこさ、観る事が出来ました、

もう公開から、4週目ともなると、
1番近いユナイテッド系列では、
夜の8時過ぎからしか上映してません。

息子と約束していたので、
春休みに行こうか?
と、思っていましたが、
恐らく、公開終了してしまうだろうって事で、
息子の休みの前日、土曜日に行って来ました。
私は、次の日は、早朝出勤ですが、

ま、公開終了近いので「ネタバレ」しますか!

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基本的に、「二部構成」

「さらば、、、」の焼き直しと
「、、、永遠に」へと繋げる復活編。

土方艦長は、古代に命令と辞令を授けてさらば、
加藤君は、改心するもさらばです、
斉藤君は、己の運命を知り、さらばです。
山本玲は、やられたか?と思いきや、、、
森雪は、やはりミルの代わりに撃たれるが、
生死を彷徨いあの世の入口で古代を探す。
古代は、艦長になりヤマトと雪と特攻してしまいます。
テレサは、古代達に手を差し伸べてくれ
ガトランティスの「亡びの箱舟」へと、、、
ここ迄、さらばの焼き直し、
結局、特攻してしまいます。

二部構成と言っても後半、最近よくあるエンドロールなどで流れている、

「その後の様子・・・・?」

ラストの真田さんの一人の男、古代進への想いの演説は圧巻です、

この部分が「あらゆる予想をナントカ、、、」という後半のお話、

ヤマトとともに、突っ込んでいってしまった、古代と雪、
時間断層のユガミだかヒズミに取り残されていると、
やっぱり真田さんが発見してくれた。

この部分のストーリーは、

2001年宇宙の旅」のラスト、スターチャイルド
コンタクト」の異星人は神? ファーストコンタクト
インターステラー」の重力の5次元性、、、次元違いの重力

などの、主人公が、あの世に行ってしまったけれども、
なかなか、成仏できないでいるのか、この世に未練があるのか、
それとも、どちらともつかない世界に留まりたいのか、、、
この意味合いの設定は、かなりありますよね。

先に死んでしまったはずの雪が、古代を引き戻そうとして、
愛の告白、我が子の誕生を切り札に手を差し伸べる、

古代は、我が子のこれからの未来のため戻ってくる、、、、

沢田研二の歌はこのためだけに必要だったのでしょうか、

必ず帰ってくるが名セリフですから、

ヤマトよ永遠に、復活を繰り返します!
上手く次につなげる予告編でした!!

ちょっとがっかりした、そのほうにあらゆる予想を覆さず、翻されてしまいました。


真田さんの演説を聞いていて思った、、、
最後に、やはり松本零士の創作ノートから、

、、、依頼は、「冒険王」からで、アニメーションの「宇宙戦艦ヤマト」の企画は西崎義展氏が進めており、
テレビ・アニメ化も決まっていることのことだった。
彼が持ってきた企画書にざっと目を通したが、
失礼ながら、漫画作品としてはそのままではとても描きずらいもので、
「原作を作り直すがいいですか?」と確認したら、
「全部好きにやってくれ」というので引き受け、全面的に書き直した、、、、

アニメーションを作るという、夢が叶ったわけではあるが、正直なところ、
「よりによって戦艦ヤマトか」と気が重たかった、できれば戦記物ではなく、、、

「ヤマト」という名を使って表現する以上、覚悟が必要であるのは明白だった。
持っている歴史背景の性質上、厳しい注意が必要であるのは勿論、
作者の姿勢と個性が表に出る作品、、、
戦争で家人を亡くした遺族がどんな思いで見るだろうかと思うと
想像するだけで胸が痛んだ、、、

それで私は、「ヤマト」を戦闘ドラマとしての物語ではなく、
「叙情感あふれる宇宙の海での大航海物語にしよう」という信念で、構想をまとめた。
私は「ヤマト」の中で、ワープ理論や波動砲など自分が知っているいくつかの科学用語や知識を活かし、
漫画に厚みをもたそうと試みた、、、
松本零士創作ノート (松本零士作品と氏の人生の軌跡から)

この本でカスタマレビューで摺田誉美氏は、

☆☆☆☆☆アニメクリエーターの良心ここにあり
2013年8月29日
本書の白眉は第3章、「宇宙戦艦ヤマト」に関する章である。

つい最近、松本氏と、今は故人となられたプロデューサー氏との間で「ヤマト」の原作者は誰かについての裁判があり、裁判の上ではプロデューサー氏が勝利したことは記憶に新しい。

しかし、この章を読めば、松本氏が原案のほぼ全面改訂をし、細部まで設定を練り、キャラクターやメカをほぼ全部描き切り、しかも森雪ら女性キャラクターは当時女性を描ける作画家が少ないという事情で松本氏自らが描き、背景の絵の具も全部銘柄まで指定し・・・といった具合に、全分野ほとんど松本氏が関わって作ったことが、
本書において少ない紙幅にも関わらず、簡潔に書かれているのである。

これらの事実は後輩であるアニメクリエイターの諸氏には公然の事実であったのだろう。

最新作『宇宙戦艦ヤマト2199』を見よ。

1.女性キャラクター「山本玲(あきら)」→松本晟(あきら)は松本氏の本名で一字違いの名。しかも「玲」を本人いわく、「レイでかまいません。」とまで言わせている。「レイ」はもちろん「零士」の「レイ」。

2.敵将ドメルの肩にとまる「トリさん」、佐渡先生の愛猫「ミーくん」→言わずと知れた松本作品に欠かせない動物キャラ。

3.ドメルの妻の初登場シーンでの服装はどう見ても「メーテル」である。

その他、細かいことを挙げればきりがない。(古代守の件は最終回のネタバレになるので触れない)

「言葉ではなくその行動で」(ユリーシャ=イスカンダル)で判断すれば、本当の原作者は誰なのかわかるだろう。
クリエイター諸氏はクレジットこそ原案にプロデューサー氏の名を載せ、遺族の意向に沿ったのかもしれないが、
作品のそこかしこでクリエイターとしての松本氏に最大の敬意を払ったと私は見ている。

そうした諸々の事情を踏まえつつ本書を読めば、
「ヤマト」や最新作の「ハーロック」を深く鑑賞することができるであろう。

アニメに関心のない方にとっても、本書はものづくりの工夫や仕事に関する心意気を感じさせる良書となると信ずる。

追記 私は法律や司法に関しては素人であるから詳しくは存ぜぬが、
なにやらあの「原作者」裁判は松本氏の負けではない、
共同の著作物として扱われるとのことだそうだ。。
おそらく司法の解釈としてはその方のおっしゃるとおりでいいのだろう。

ただ、現時点において、あの「宇宙戦艦ヤマト2199」においては、松本氏の名はどこにも存在しない。
あるのは「原案者」としての故プロデューサー氏とその親族の名である。
また、現時点では松本氏側の人間がヤマトの続編や関連作品を自由に制作できるわけではなかろう。

私は松本氏の1ファンとしてこの現状に異議を唱えたい人間である。
現状は明らかに松本氏の方が名誉を傷つけられていると言えないだろうか。
あまりにも松本氏に対して冷たいとは思われないだろうか。
生前に日本刀を振り回したり恐喝をしたりして警察の厄介になっている人間の名誉の方が尊重され、
生きていてせいぜい連載の締め切りが守れないくらいのことくらいしかない人間の名誉が踏みにじられているというのは
なんともおかしい。
当事者の名誉?何をねぼけている。

法律論的に正しくとも、人としてあまりにも冷たいではないか。
理屈では正しいのかもしれんが、結果において間違っているとしか思えない現状がある。

ものづくりをした人間や、実質的に仕事をした人間を軽視しているとしか思えない。

松本氏には長生きしていただき、われわれファンを楽しませていただけたらと願うばかりだ。

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Comments 2

There are no comments yet.
ミドリノマッキー  

初めて耳にすることばかりで驚いています。
原作が松本零士さんではなかった?うそでしょう。
そうすると作画は?ストーリー展開は?
と、疑問は広がりますます分からなくなりました。
自分はその辺は全部松本さんが担っているかと思ってましたよ。
全然知らんかった。
ちょっと勉強してみるかな。ありがとうございました。

2019/03/30 (Sat) 20:04 | EDIT | REPLY |   
ダリルジョン
ダリルジョン  

ミドリノマッキーさんへ

そうなんですね、
私も子供の頃観た「宇宙戦艦ヤマト」、松本零士原作と思って観ていました。

その後に、「銀河鉄道999」「キャプテンハーロック」と立て続け!

彼の創作した、記録によると
ここで紹介した、西崎氏に誘われてアニメの世界に、、、とありますね。

ただ、ほとんどの設定が松本零士だっただけに、
裁判沙汰になるまでは、総設定の肩書がついた、作品となっています。


ご訪問コメ(人''▽`)ありがとう☆ございました!

2019/04/01 (Mon) 16:41 | EDIT | REPLY |   

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